俺様社長の溺愛
仕事は終わり、

春也は帰った。

・・・

自分のデスクに座り、ため息をついた。


「・・・すみれ」


小さな声で呟いていた。


「…社長」


「あ・・すまない。

入ってきてたのか・・・」


香華が、中に入ってきていた。


オレの傍に来た香華は、

オレの顔をそっと抱きしめた。

「・・・仕事中だぞ?」

「あんな子やめて、私にしてください」

「用件だけ述べて、出ていきなさい」

「・・・」

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