☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「おれ、前に聞いたことがあるんだけど、」


剛はお地蔵様を見つめながら言った。


「天国では、お地蔵さんが亡くなった赤ちゃんたちの親代わりをしているんだって。」


「そうなの・・・。じゃあ、わたしの赤ちゃんのお世話をしてくれて、ありがとうって、言わなくちゃね!」


わたしは、お賽銭をお地蔵様の前に置いた。


それからお地蔵様の前にしゃがみ、感謝の気持ちを込めて、お地蔵様に手を合わせた。





秋も終わりに近づく頃、わたしと梓は久し振りに、放課後、駅前のビルに寄って、二人でアイスクリームを食べた。


アイスクリームを食べ終わったとき、梓はある決心をわたしに告げた。


「わたし、進路決めたよ。外国に行くことにした。」


「えーっ?外国に・・・?」


わたしは驚きを隠せなかった。


「うん、そう。留学するんだ。」


梓は言った。


「わたしは、もともと得意な科目、英語だし、外国の大学に行きたいなぁって、何となく前から思ってたんだ。欧米では、わたしの身長は、全然普通だしね!」


「それで、どこの国に行くの?」


わたしはたずねた。


「カナダに行くつもり。」


梓は答えた。


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