蒼にいちゃんと私の話

♥親友と私♥



蒼夜と仲直りが済んだ次の日、私は何故か屋上に呼ばれていた。



—10分ほど前—



♪〜ポン ポンポンポーン〜♪

『二年二組 篠崎美沙 至急職員室に来なさい』



「…………ぇ?」




な…何故に私…私何かした…?

してないっ!

じゃぁ……何で??




疑問に思いながら、職員室に向かうと…






「美沙っ…コッチコッチ…」


と、廊下の隅で手招きしている蒼夜(大澤先生)と会い、




「先生…なんのよ「コッチ…来て…♪」


と、嫌な笑み浮かべて蒼夜は私の腕を引っ張り、





「ここ…屋上……じゃないですか…」


と、屋上に連れてこられ、







「ほら、後は自分でなんとかしろよっ」


と言われ、肩を押され、ドアを開けたら……



< 88 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop