蒼空模様

男友達

☆美弥side



入学式が終わって家に帰ってきた



するとすぐに雅弥から電話がかかってきた



「はいはーい。ご用件はなんですか?」



『・・・それ、何キャラ?』



「ん?それより、何の用?」



『用事はないんだけどさ、

 あ、友だち出来たか?』



「うん。綾香とか・・・

 あ、沖田っていう男子とか」



『へぇ・・・』



「・・・アンタは?」



『まぁ、そこそこ』



「そう。アンタはモテるから

 すぐに友だち出来るんじゃない?

 特に、女の子の友達がたくさん」



『そうかもな~』



「調子にのるな」



『まぁ、楽しかったならそれでいいんだ

 大したことじゃないし。

 明日は俺のクラスに来いよな?』





< 7 / 235 >

この作品をシェア

pagetop