朝から下半身が重いし、痛い。


心はどこかポッカリと穴が空いていた。


私はずっと、他の皆のように早く処女を捨てて、皆と同じ土俵に立ちたいと思っていたのに。何よ…この喪失感は…。



やっぱり、私は大切なモノを失ってしまった…



泣きたくても涙は出てこない。


私の背後に人の気配。


私の処女を奪った相手が入って来た。
昨日、寝室に現れた時と同じ、腰にバスタオルを巻いただけの姿。
無駄に流され続ける悩殺フェロモンに私は頬を染める。



「泣きそうな顔したり、顔を赤くしたり…忙しい女だな…お前」


涼しげに笑い、鏡に映る私の顔を見つめる。


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