ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
「邸宅には…俺…兄貴に成り済ますのではなく、ボディガードとして邸宅に入る。もちろん、素性を明かして…」



「急にどうした?諒平」


「叔父と十和子の父親…仁科組の組長は古くからの知人らしい…。二人の関係が気になる。もしかすると、俺たちの両親の死に何か関係があるかもしれない」


「!!?」


兄貴の眼鏡の奥の見開く。



「いいだろ?兄貴」



「ああ、お前の勘を俺は信じよう…」


十和子の父親を疑うような真似、しているけど…どうしても、真実を突き止めたいキモチは止まらなかった。


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