ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
私は嫉妬してるかのような言葉に向きに返した。



「おい!?帰るぞ!!」


京平さんが私たちの元にやって来た。


「なんだ?もう、終わりか?」


「ああ~おしまい。社に戻るぞ」


「もう少し…楽しみたかったなぁ~」


諒平さんは持っていたパスタを棚に戻した。



私たちは店を出ていく。



「おい?どうしてお前…並んで歩く?」


「え、あ」


気づくと私は諒平さんの隣を歩いていた。



「俺がお前の後ろを歩かなきゃ…ボディガードの仕事できないんだ…」



「ゴメンなさい」


「何?そんなコトで怒るな…諒平」


京平さんが振り返り、私を庇う。




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