愛の言葉~激甘な恋~
不良の方が5人くらいで一斉に
こちらに向かって歩いてくる。


「おい、智也。」

あ、仲間かな?

「お、龍ちゅわーん」
「いい加減やめろ、どうゆう趣味してんだお前。」

確かに....ってか、カッコいい。

「こいつが愛華ってやつ?」
「そうだよ、龍ちゅわーん」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」

まって、奈々を待たせるわけにはいかな...い...

「あれ?」

奈々がいない....どこー!!!!!!!

「どうしたの愛華ちゃん?」
「いや、隣にいた私の友達って....。」
「あー、俺らの仲間が可愛いって言って学校まで連れてったよ。」

いや、奈々も智也さんも言ってくださいよ。


「あ、あー....。」
「おい智也報告しろよ。」

と、龍さんが言ってくる。優しい方なんですね。

「私、入学式遅れると悪いので先いきますね。」


「俺、ついてく。」
「龍、駄目~~~!」
「女紹介してやっから、この女よこせ。」
「分かったよ~5人紹介だぞー。」


「分かった分かった。おい、行くぞ。」

「あ、はい。」



うん、展開早すぎだよね。




「なぁ、ブラ薄いピンクだろ。」
「な、な、なんで分かるんですか!!!!!」

何で見えてるの~~!!!!!!!!

「透け透け。誘ってんの?」

「え」

私は照れながら隠すようにしようとした。

「誘ってると思われるぞ。」
「あの....誘ってるって何をですか?」


え、誘ってるって何誘ってるの?


「お前、マジでわかんないの?」
「え、あ、はい。」



「馬鹿女。」
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