笑う門にはオレ様がきた!!
館長が新しいスペースの事で
相談があるというので
オレはアイツを残してその場を離れた。


一通り、話も終えて戻ってきた時、


アイツの側にいる男を見て


昔の出来事が一瞬で
フラッシュバックする。


オレは案外立ち直りが悪いらしいな。


その男、須磨圭は
嘗てオレが最も信頼を置いていた男だった。


オレが小さな事務所を構えた時に
まだ学生だった圭をオレは
アルバイトで雇ったんだ。







< 61 / 212 >

この作品をシェア

pagetop