生徒会長と甘い会議

新しい企画

「昨日はあれからどうなったの？」



次の日、教室に入って自分の席に着いた瞬間、香織ちゃんがそんなことを聞いてきた。



どうなったって……どうゆうこと？


あたしは必死で昨日の出来事を思い返す。




「西村に生徒会室に残されたことだよ！本当に仕事手伝わされてたの？」



「あ、それ？手伝ってないよ！あたしが捻挫したのに気づいてくれて、会長が湿布貼ってくれたの」



「え、捻挫!?」



「うん。新入生に押された時にちょっとね。　それから会長の仕事を終わるのを待ってから、家まで送ってもらったよ」




会長、女嫌いなのにあたしの肩をしっかり支えてくれたなぁ。


あたし、どこまでも会長に迷惑かけちゃうんだろう。





「へぇ～なるほどね」



「ん？」





何がなるほどなのかな？



香織ちゃんは全てが分かったとゆうような表情をしている。