笑わない女と俺
笑わない女と日常
私の名前は山月笑美。
私の日常は、まず、朝の交信から始まる。

交信とは、つまり神に念を送る事だ。

どんな念を送るかって?。

それは、つまりはこんなつまらない人生一日でも早く終わらせて下さいと念を送っているわけだ。

私は自分から死ぬ気はない。

というよりそんな度胸などない。

だからといって壊れた心を取り戻すには、あまりにこの世界は腐っていた。

腐ったものを元に戻す事は出来ないように、私の心もすでに取り戻す事は不可能なのだろう。

いつ、何時、心が壊れたのか。

そんな事、覚えていない。

覚えているだけ無駄だから。

そんな風に全てを無駄に感じているのに、勉強だけは何故かしていたりする。

いつも、周りを馬鹿にしていたいから。

こんな世界、馬鹿な世界の、有象無象の一人になる事に拒否反応があった事も事実だ。

だから、私は、あそこに行くと息苦しくなってしまう。

学校の友達?。

冗談じゃない。

関わるだけ無駄な、世界の腐った一部じゃないか。

触れられたくなくて私はこの髪で視界を遮る。

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