no name
side悠亜


あれ・・・?


寝過ぎちゃったかな?



太陽様が高くのぼってるよ。



暑い・・・



あれ?何か、暑いってよりも生暖かくない?




ふと、隣をみると



『いやぁあぁああ!』


春樹くんが抱きついていた!



何、この人?!変態なのかっ?!



「あれ?起きちゃった?」



『おっ起きますよ!何やってんですかっ?離れて!!』



起きちゃった?じゃねーよ!春樹くんドン引きだよ!



えー?とか言いながら、離れていく春樹くん。



心臓止まるかと思った。



「てゆーか、悠亜ちゃん!授業さぼったよな?!」


え・・・私が怒られる感じですか?



『え、あ、すいません?』



「みんな、心配してたから」


あっそっか、職員室行くって言ったきりだもんね。



『悪い事しちゃったね・・・って、春樹くん授業は?』



「もう、昼休み!俺、探し回ったんだぜ?そしたら、悠亜ちゃん寝てるからさー」



何、このフレンドリーさ。


あ。



『お昼ご飯食べなきゃ・・・後、昼休み何分ですか?』
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