―――――――…



どっちにしても、有紀からも相手に言って貰わなきゃ……


そんな事を考えながら、買い替えたばかりのスマートフォンを操作する。


それから、あまりにも一方的だった親友に電話を掛け直そうとした時…


「あの……」


不意に、後ろから遠慮がちに声を掛けられた。


「瀬波(セナミ)遥さん?」


続けて呼ばれた自分の名前で、有紀が自分の代わりとして声を掛けた人が来たんだと気付く。


振り返って顔を上げたあたしは、一先ず説明をする為に言葉を紡ごうと開いた口を、そのままポカンと開けてしまった。


だって…


目の前に立つ人は、どこからどう見ても男性だったから…。


この作品のキーワード
オトナ女子  アラサー  イケメン  再会  甘々  年下  溺愛  意地悪  強引  一途 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。