「いっ……たぁ〜いっ……!」


突然動いた事で、頭の中に鋭い痛みが走り抜けた。


その上、自然と出た自分の声が頭の奥にキーンと響いて、思わず両手で頭を抱える。


「ダメですよ、いきなり起きたら……。昨日あんなに飲んだんですから、頭にも体にも響くに決まってるじゃないですか」


呆れたように言いながら布団から出たイケメンは、あたしの方に近寄って来る。


「大丈夫ですか?」


「こっ、来ないでっ!!」


慌てて大声を上げると、彼は驚いたように足をピタリと止めた。


「何なのよ、あなた!勝手に人の部屋に……」


そこまで言って、目の前の景色がいつもと違う事に気付いた。


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