次の日、レイカが亡くなったと先生が皆に告げた
「クラスで四人目だ。生前彼らから何か聞いていた奴は、
先生に教えてくれ」
連続して起きた生徒の自殺に、学校側も不審を抱いているようだった
愛理は涙が止まらなかった
レイカは犯人じゃなかったのだ
「ごめんレイカ…………」
愛理はつぶやいた
「愛理、大丈夫か?」
そこにはナイトがいた
この春、田舎の村から転校してきたナイトは、
男子で唯一仲がいいクラスメイトだ
「うん、大丈夫…。」
愛理は涙を拭いて言った
「何が起きてるのかはわかんねーけど、
俺が力になれることがあったら言えよ?」
ナイトは愛理に笑いかけた
白い歯が見える
「ありがとう。それなら、相談なんだけど…。」
愛理は打ち明けた