「ちょっと歩かないか」



美雨を追いかけるようにラウンジを出た俺は、ちょうど化粧室から出てきた彼女を近くのビーチへと誘った。



火照った肌に潮風が心地いい。



「あの二人、気が合うみたいだね」



「そうですね。先輩、気を利かせてあげたんですか?」



「…って言うか、恥ずかしくて見てらんなくてさ」



「ふふっ…奔放に見られがちだけど、陽子さん、ああ見えて結構一途なんですよ。

さんざん振り回されたカレシとようやく縁を切ったばかりで…

あんなヤツと別れてせいせいしたって強がってたけど…やっぱり、人恋しいのかもしれません」



「へぇ、そうなんだ……で、きみは?」



「えっ?」




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