美雨がベッドに放り投げた携帯は、その後しばらくは繋がっていたらしい。



俺と美雨の熱い一夜は遥か太平洋を越え、社長宅の豪奢なリビングにまで響き渡っていたというわけで…



当然至極、真理絵からは婚約破棄を言い渡され、会社は先代から続く重要な得意先を一社失うこととなった。



重役室に缶詰めで三日三晩コッテリ絞られたが、今までの仕事の成果がモノを言い、何とか無罪放免となった。



一夜の過ちで、出世も結婚もふいにした哀れなヤツだと周りは笑うけれど、俺はそんなバカげた噂など気にしない。



何物にも代え難い宝物と、かけがえのない未来を同時に手に入れたのだから…




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