ヤンキーな彼は王子様
タイトル未編集
何度も言い聞かせる。
大丈夫。もう少しで彼に会える。
そう思って私は、あとちょっとで渡れなくなる横断歩道に立ち止まった。
「危ないぞ!早く渡れ!」
「おい、そこのバイクのヤツ!出発するんじゃねえぞ!」
はあ・・・うるさっ・・・。
こんなことなら屋上から飛び降りればよかった。
ま、いっか。
・・・睡眠薬が効いてきた。
待っててね。私もそっちにいくから。
ねむいなあ。・・・ねちゃおっ。
起きたらきっと彼が待ってる....。
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop