同居人はNo.1ホストー3ー完
婚約者からの指名

尚希side




   
 













あの日、捺海の本心を聞いてから俺達の仲は今まで以上に深くなった。



 



おかげて、俺達は喧嘩しながらも毎日ラブラブ。








そして、捺海以外の女を抱かないと宣言してから……




その現状は、俺の予想通りの展開になった。








それは、2日前のことをさかのぼるー……










(あー……落ち着かねぇ!!

 
結果が、待ちきれねぇーよ。)




 


そう叫んで、ソワソワさせる徹夜。

 


   




この日、俺達は客達を帰らせてホストメンバーが集まった。








今日は、俺達ホストにとって運命が変わる重大な日。







そう……売り上げ発表だ。







周りにいる新人ホストや長年のホスト達の表情は、みな同じ。 







不安な表情と緊張している表情。







けど、俺は違う。





だって……この俺様が、No.1を降りるわけがない。






そう思っている俺は、皮のソファーに座り足を組んでいる。






するとー……






(じゃあ、今月の売り上げを発表する。)







オーナーが、そう言うと騒がしかった空気は、なくなり重く……緊張感が溢れた雰囲気になった。








(まず、下から発表するからなー

最下位はー………………)








オーナーの出す言葉に、愕然とする者……





悔しがる者…………







呼ばれていくこどに、ホストメンバーは色々な表情を見せる。























< 85 / 561 >

この作品をシェア

pagetop