求*幸福~愛しい人はママだった~【完】

●翔哉side



俺は、今日の撮影が終わると、意を決してあの雑貨屋にやってきた。



4時を過ぎた辺りで、店内はやはり女性客ばかりがいて、俺はサングラスをかけたまま店内を進んだが、見辛くて仕方なくとることに。



するとすぐに、周りが騒ぎだし人も増えてきた、が、今さら出ていくのもまた恥ずかしく、どんどんと奥へと彼女、七谷彩乃を探して進んで行った。



レジまできたところで振り向いた彼女と目が合い、急に胸がドキドキとして、言葉が出ない。


そのうち彼女が周りを気にしていることに気がつき、不味いと思った。



そこに、店長らしき女性が手を差しのべてくれ、何とか大騒ぎになる前に、店内から抜け出した。







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