OTASUKExx恋路線!?

「がくとって意外と赤系
似合うね」

「意外って何だよ」

苦笑いしてる。
だって...
普段がくとは黒系しか着ないから
めずらしいと言うか...

「ぃやー、ただ格好良いよー
って言いたかっただけで(笑)」

「んなのお前だって似合ってる
と思うぞ?」

っ!
似合ってる?サンタ服が?
ないないっ!だってこんな...
赤っ!!!の象徴っぽい服がっ!
うちに似合うわけないっ!

「......似合ってるよ?」

「へっ!!?」

ビクッと身体が跳ね上がった。
ビックリしたのも、あったけど、
ドキッとした。
声の主はあっくん。
うちのサンタ姿を見てうんうんと
頷いてる。

「...でも、スカート...」

ん?あぁ、このフリルついてる
スカートね、
確かに可愛すぎるよね
うちには似合わん。
少女趣味が過ぎるよ...

「...短い。」

「え?そこ?このくらい
普通じゃない?
うち学校のスカートこんくらいじゃん」

下着は、見えないよ?
短すぎるわけでもないし、
長すぎるわけでもない...
みたいな。
でもどっちかってと短いくらいの
長さです。

「学校と、夜の商店街は...
違うの」

...?
どう違うの??
何も変わらないじゃないか、
寒がってる人の塊......でしょ?←
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