思い止まらない
優しさにすがる
次の日

私は…悠也と目を会わせるのを
止めた

私のせいで…
悠也をきづつけたくなかった

とうや…がいうのが

本当なのかはわからない

だけど…何か目がまじめだった

私は昨日のことを考えていて

元気がなかった

そのせいで…上の空が多かった

ポカーンとしていた

技術の時間

私のはんは…亜美が違うはんに

行ったので他の男子がきた

その男子は

高城 龍也という男子だった

性格は悠也とは真逆で

悠也は…明るくて騒ぐタイプだけど

龍也は…大人しめで
自分からあんま話さないタイプだ

あと…男子は二人いた

私は…本棚を作っているとき

一人の男子がちょっかいをだしてきた

龍也は…笑っている

もーうーっていったりして

怒っていた

技術で使った道具のハンマーを片付けていた時

龍也が「俺が片付けるよ」

「ありがとう」

片付けてくれた

ドキン…鼓動が早くなる

私は単純

何て単純でバカ何だろう

龍也にとっては…何とも思ってもなく

誰にでも優しいのに

私だけに優しくしてほしい

私だけのものになってほしい

そんな気持ちが溢れてきた

悠也のことで…寂しい気持ちで

誰かに優しくされたかった

一緒に笑ってほしかった

そんなときそんな悲しみに満ちたときに

龍也が優しくされたら…

私は優しさにすがろうとした

















< 13 / 15 >

この作品をシェア

pagetop