思い止まらない
自分の秘密

いよいよ当日

ディズニーのときよりかは緊張は

してなかった

自然な自分を見せようと思った

最初のアトラクションで

私と悠也は隣になった

悠也の体が…近い

心臓の音が聞こえてしまいそうなくらい

そんなこと思っていると

すぐにアトラクションが終わってしまった


おやつで4人でクレープを食べているとき

事件は起こった

悠也と光輝が遊んでいるときに

私のフルネームをパソコンに

投稿してしまった

なんだかよくわからないこのきもち

私は…よくわからなかったけど

めっちゃくっちゃ切れた

光輝はすぐに謝ってくれた

悠也は固まっている

私は一人駆け出した

何であのときおこっちゃったんだろう

というこの気持ちが溢れ出してくる

涙が込み上げてきた

プリクラきのあたりで考えていると

亜美が走ってきた

「奈穂どうしたの?大丈夫?」

私はなんにも言えなかった

後から光輝がきた

「お前なぁ…すぐおこるなよ」
って笑って言っている

私は…謝った

光輝も…謝ってくれた

そのあと…悠也がきた

私は悠也にも…謝った
でも…顔を見れなかった

悠也は…そのまま黙っている

その時亜美が…プリクラ撮ろうよと
笑ってる

私は…そんな気分ではなかったが
仕方がないので撮ってみた

私は無理矢理笑っているような

プリクラに見えた

微妙な空気のみ時間が過ぎ

帰る時間になっていた

最後に一番面白かったアトラクション

に乗って帰った

私は一人布団のなかで考えた

何であのとき怒ってしまったんだろう

絶対嫌われた

その日から私の

運命のいとが切れてしまった
< 8 / 15 >

この作品をシェア

pagetop