無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~

俊side

・・・

ため息をつきながら、

呼ばれた方に足を向けた。

「副社長、探しましたよ」

「悪かったね。・・・で、

何の用だ?」

「この後会議があるんですよ。

忘れました?」


「・・・あぁ、そうだったな」


「しっかりしてください」


「…有能な秘書がいてくれるから、

大丈夫だろ?」

オレの言葉に、微笑んだ永遠子。

「何言ってるんですか?

行きましょう?」



「ああ」

・・・

二人で、エレベーターに乗り込んだ。

・・・

誰も乗ってこない…密室。


「・・・副社長」
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