無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
3.・・・噂?!
取引先に来ていた私。

・・・

隣には、なぜか仙堂部長。

この担当は、私と私の同期の瞬君のはず。


担当者が来るまで、

椅子に座って待っている時に、

仙堂部長に問いかけた。


「あの・・・

矢崎君はどうしたんですか?」


私の問いかけに、

仙堂部長は笑顔で言った。


「違う取引先の担当になってもらった。

この取引先の担当は、竹内さんとオレ」

仙堂部長の言葉に、

目が点になる私。


「たくさんの仕事を抱えておられるんですから、

私一人でも、この仕事は出来ます」


「それは困るよ」


「え?」

「ここの担当者には、私がすることになった旨を

もう伝えてある。

凄く喜んでいたよ。

部長自ら担当してくれるとは、心強いってね」
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