目を覚ますとそこは病院!
周りにはお母さんと咲希がいた。
「あんたここしばらく入院よ」
「梨華大丈夫??」
なんで入院!?
意味分からないんですけど!!
「咲希、私って貧血で倒れたの?」
「………」
「咲希?」
なんで喋ってくれないの??
私は不思議でいっぱい。
「あんたは貧血で倒れたのよ」
なんか怪しい。
「絶対嘘でしょーー」
「貧血よ貧血!!」
違う!絶対嘘だ。
だってお母さんが嘘つけば
必ず焦る!
「お母さん、ホントのこと言って」
「梨華のお母さん、ホントのこと
言ってあげましょう!」
??
「わかったわ」
「梨華落ち着いて聞いてね」
「うん」
「梨華はガンなの!泣」
嘘でしょ!!
この年でガンなんて。
「あんたは余命半年よ」
私はショックのあまり
そこからの話は全然覚えてない。