【完】白のあなたに恋をする

幸せな時





――――…



「ただいまーっ」


「あら、杏おかえり…なんかいいことでもあった?」


「え!?」



私たちはあの後、各自解散した。

白も軽傷だったため、入院せずに帰った。

……一緒に…。


「な、なんでそう思うの?」


「だって顔がニヤニヤしてるもの!あっ…もしかしてぇ、おと…」


「わわわ私二階行ってるね!!!!」


私は焦りつつも、ダッシュで二階の自分の部屋に向かった。


バタン!!


び、びっくりしたぁ…。






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