悪魔か天使か!?〜David or angel〜
第三章



ウソ...
魅月が海斗の双子...?

どうゆーこと...


私は頭がポカーン状態で魅月を見つめた。

「海斗を知らないふりして悪かった。」

静かに、そっとつぶやく。






「な...なんで!?なんで言ってくれなかったの!?」

「...わかんね。言いたくなかったから...。」



意味わかんないし...。



「意味...意味わかんないよ...っ。」







「...好きなんだよ。」

「...っ?」

「メイが...」

「関係ないぢゃん、今は...。」

「ある!言わなかったのは...海斗を思い出して欲しくなかった。そんな感じな理由で...。」

「...。」

「俺、気づいてなかっただけで、メイと会ったあの日からメイに釘付けになってた...。」







「なんで...なんで今ゆうのよ!!どうすればいいかわかんないぢゃん!!」





どうすればいいの?私。

わかんないよ...。


「俺と付き合って...。」



「...私どうしたらいーかわかんない。」



「付き合え!強制命令。」



...ばか。


だけど魅月にすがりたくてしょうがないよ...。

魅月とのこの時間がずっと永遠に続いてほしいよ...。




「海斗を忘れなくていいから...。」





...海斗忘れなくていい?

なんでそんな優しいことゆーの...。



「俺を好きにならなくていい。海斗だと思ってもいい。だから、俺のそばにいろ。」



「...うん。」

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