Forever~君と一緒に~
『姫様は、あの日私と共に城下に遊びに行っておりました。いいえ。表向きは、そうでした。』

『あの日、王様とお妃様は、今日王城が攻め入られると知っておいででした。だからこそ、私たちを村人の恰好にしたて、外に出されました。』

『必ず生き延びよ…と。』

僕は、ドキンッと胸が鳴った。

次のレイの言葉を恐れたから。

『知っておいでですよね?ライアーツ国第一王子?あなたのお父様が滅ぼしたのですから。』

彼女の目は、冷ややかだった。

ラルフは、言葉が出なかった。

そう。彼の父が、彼女の国を滅ぼしたから…。

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