A-YA-KA-SHI☆バスター!!
Act.5 【外出】
今日は定休日。
なのに、朝からやたらと騒がしかった。
もう少し寝ていたかったけれど、あまりの騒々しさにとても寝ていられる状況ではない。
「何してるの、朝から」
パジャマのまま、美樹はリビングで騒いでいる彩に言った。
「あ、美樹。おはよう」
「おはよ・・・って、朝から何を騒いでるの?」
「・・・」
美樹の質問には、仏頂面で答えない彩。
どうやら怒っているのは、彩だけのようだ。
悠と諒は、いたって普通。
「今日、俺達ちょっと出かけてくるから」
コーヒーを飲みながら、悠が言った。
「あ・・・うん」
悠の言葉に、美樹は頷く。
まさか、彩はたったそれだけで怒っているのだろうか?
「彩は置いていくから。今日一日よろしく頼むよ」
「悠! 人をモノみたいに言うなよな!」
「・・・諒。もう行くか」
完全に無視されている彩。
そういえば、彩がこの二人と行動を共にしないのは初めて見たような気がする。
「わかったよ、勝手に行けよ!!」
彩はそう言って自分の部屋に閉じこもってしまう。
それにしても、この怒りようは尋常ではないように思えた。
なのに、朝からやたらと騒がしかった。
もう少し寝ていたかったけれど、あまりの騒々しさにとても寝ていられる状況ではない。
「何してるの、朝から」
パジャマのまま、美樹はリビングで騒いでいる彩に言った。
「あ、美樹。おはよう」
「おはよ・・・って、朝から何を騒いでるの?」
「・・・」
美樹の質問には、仏頂面で答えない彩。
どうやら怒っているのは、彩だけのようだ。
悠と諒は、いたって普通。
「今日、俺達ちょっと出かけてくるから」
コーヒーを飲みながら、悠が言った。
「あ・・・うん」
悠の言葉に、美樹は頷く。
まさか、彩はたったそれだけで怒っているのだろうか?
「彩は置いていくから。今日一日よろしく頼むよ」
「悠! 人をモノみたいに言うなよな!」
「・・・諒。もう行くか」
完全に無視されている彩。
そういえば、彩がこの二人と行動を共にしないのは初めて見たような気がする。
「わかったよ、勝手に行けよ!!」
彩はそう言って自分の部屋に閉じこもってしまう。
それにしても、この怒りようは尋常ではないように思えた。