涙恋~片思い恋愛〜
プロローグ
好きです。


心の中で、そう、何度呟いただろう。

キミに伝えたいこの想いを、何度思い浮かべただろう。



物心ついたときには、もうキミが隣にいるのが当たり前で。

今でも、キミが隣にいてくれないと不安で。



どれほど、あたしの中で、“君”という存在は大きくなっていくのだろう。

この想いは、いつ、終わりが来るのだろう。



幼なじみのキミに、恋心をえがいたあたしは、

いつか、幸せになれる時が来るのだろうか。




分からないことだらけの私とキミ。

だけど、これだけは素直に言える。



ーーーキミのことが大好きですって。


< 1 / 291 >

この作品をシェア

pagetop