空ノ向コウ
現実

いつもと様子が違う父を心配し、電気をつけずに駆け寄った。

「どうしたの?」


父は無言で居間に移動し、いつもの場所に腰を掛けた。
私もつられて居間に戻り腰を下ろす。


しばらく無言が続くかと思った瞬間、父が小さく口をひらいた。












『あのな、お母さん実は癌なんだよ…。』






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