キラリ
まさか、という驚きと

やっぱりね、という納得

相反する感情が半々の、変な気分だった。


――でも、やましい事があるなら2人揃って私のお見舞いになんて来ないはず。


どうなってるんだろう。



「いいよ」と返信してみた。




千明からのメールには、「輝姫の『友達の』翔太」と書かれてあった。


という事はつまり、千明は私と翔太の関係を知らないのだ。


ひょっとしたら翔太も

私たちが付き合ってる事をちゃんと説明していない、或いは意図的に伏せているのかもしれない。



まぁ、その辺の事は明日、2人に会ってみればはっきりするだろう。
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