しょうがないなぁ……。


「そうだね。じゃ1回ね」



翔太さんは、この辺りから電車で1時間程の所にあるテーマパークに行きたいのだという。



「1月4日の昼頃、どう?

千明ちゃんの家まで迎えに行こっか?」


「その日でいい。
また学校で待ち合わせしよう。

校門のとこだと誰かに見られるといけないから、校舎の裏」


私はまたしても素っ気なく答える。



翔太さんは、その提案が不満だったのか或いは私の冷たい態度に傷付いたのか知らないが、一瞬、何か言いかけた。


しかしそのとき丁度、お茶と1切れずつのパウンドケーキをトレーに乗せた輝姫が戻って来たので、ここではその話題がそれっきりになった。