2人に適当にくつろいでもらっていると、キッチンから母の呼ぶ声がした。


お茶を淹れてくれたみたいだ。



いい機会である。


翔太と千明を敢えて2人きりにしてみよう。



翔太がかわりにお茶を取りに行ってくれようとしたけど、「大丈夫」と言って私は部屋を出た。


けっこう優しいところもあるのだ。


その点、千明は気が利かない。




キッチンに行く途中で洗面所へ寄った。


鏡の前で、首がきちんとタートルネックで隠れているか確認する。