恋のDrill

社長と対面

という訳で…。

父に引っ張られるまま如月グループのビルの前まで来てしまった…。

「あぁッ……!!伊集院様!?ようこそおいで下さいました…。」

受付嬢が、父を見てビックリしていた。

ほほーぅ。父は、ここにかなり来ているな……。

そして、私を見て怪訝そうな顔をした。

「あのぅ…。そちらの方は?アポなしでは少し…。伊集院様はいいのですが…。」
受付嬢が遠慮がちに言う。

えぇッ!!私も伊集院の者ですが……。

「あぁ。この子かい?」

父様…。なんて言うのかしら?

「この子は、「伊集院舞花です。宜しくお願いします。」」

私は、父がいらないことを言いそうで、遮った。

「まっ舞花?」

父がビックリしている。

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