からたちの花が泣いた
あまりにも突然・・
突然・・あまりにも突然・・

松ノ木も、家も流れて行く

車も人も流れていく

手を伸ばしても届かない。

呼びあう声がいつまでも耳を叩く

ぐらぐらと山が動いて崩れる

波が悪魔になって襲い掛かった

波間に果てた君よ、・・・いつまでも待っているよ・・
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