one's whereabouts
救いの手



――――
――――――――



「……い!おい!」


「…?」


ペチペチと頬を叩かれ、私は目を覚ました。


目の前には、そこら辺のモデルより格好いい男の人。



誰だろう、そう思って起きあがると




「……っ!」



その人は、勢い良く私から視線を逸らした。





「?………っ!」



何かおかしいのかと自分を見て原因がわかった。

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