forever...

思い

家に帰ってから、怒りがわいてきた。






「なんなの・・・あれ」






壁にむかってテディベアを投げつけた。





ボスッと音を立てて、床へ落ちる。





愛麗は・・・これで1人になったのかもしれない。





恭平も、あたしたちもいなくなった今誰もいない。





「・・・・・・フッ」






知らず知らずのうちに、愛麗は“心友”だという考えは消えていた。





「アハハハッ!」





ただの、ムカつく・・・赤の他人だと思うようになっていた。
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