イケメン男子に囲まれて。
第一章

アクセ店

「きょうつけ、れい」「ありがとうございましたー」

学校のチャイムと同時に聞こえるあいさつ。

「あ~、やっと終わった!!」

「お疲れ~、レイア」

「うん!!頑張ったよ~紗理菜ぁ」

今日はテストでした。

しかも実力。

実力テストなら実力でいいじゃないか!!と思いませんか。

それを言ったら、紗理菜に呆れられ先生には怒られた。

え、わるいんですか?

って、私は誰に言っているんだ。

「ん、そうだレイア。この間近くに可愛いアクセ屋ができたんだよ~」

「へ~?可愛いアクセね・・・」

「まさか・・・パス?」

「うーん、どうしようかな?」

「行こうよ!!私一人はいやだよ?」

そう言われましても・・・。

私にアクセなんて必要ないしね?

ほら、私可愛くないからアクセなんて似合わないし・・・。

皆は、テストが終わって帰っている人もいれば「疲れたね~」と言って話している人もいる。
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