【完】愛の血−超勝手な吸血鬼


いつからだったかは覚えてはいない。


いつからだったかなんて考えた事もない。


ただいつも喉の奥が渇いていて、それを潤せるのは血だけだった。


ただ、それだけだった。



あの日もそうだった。



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