蒼空~キミの名前を呼ぶ~

片想い





―――――ピーンポーン…


「はーい!!

今、出るーっ!!」




ガチャッ


「まどか、おはよー!!」

「おはよっ!!」



あたしたちは昨日、学校に一緒に行く約束をしました。




「まどか、後ろ乗せて~」

「まだ、パンクー?」

「うん。だから、乗せてっ!」

「仕方ないなぁ…!」

「やったぁ~!」



あたしは、さっとまどかの後ろに乗った。



…うん?

あたし、なんか忘れてない?



「じゃあ、しゅっぱぁー…」


――――ハッ!!

「ちょっと、待ったぁっ!!!!」


まどかが言い終わる前にあたしが叫んだ。


「びっくりしたじゃん!

急に何よっ!!」


「昨日みたいに…、飛ばさないでよ…?」


あれはヤバかった…!!

学校で吐くかと思ったよ!


あれだけは阻止せねば!!



「なんだ、そんなこと?
昨日は急いでたからだよ!

今日は大丈夫~♪」


「ほんとに!?」


その返事、すっごく不安だから!


ほんとに昨日のは勘弁だからね!?

ジェット機並だったよっ!




「大丈夫だってば~!

じゃ、改めて出発ーっ!!」





< 46 / 304 >

この作品をシェア

pagetop