お嬢様=私 やんきー=アナタ?!!!!

ぱーりぃーぱーりぃー

*said 山端*

―パーティー当日―

豪華な装飾が施された会場には綺麗なドレスを身に纏った賑やかな金持ち達。

俺は雛より先に着替えを済ませ、ホールに出てきた。
「ごきげんよう。山端様。」
背中から呼び止められ振り向いた。
「あぁ。こんにちは佐々木様。」
「今日はこんな豪華なパーティーにお呼びして頂いてありがとうございます。」
上品に頭を下げる佐々木さんのご令嬢。

「こちらこそお越しいただいてありがとうございます。」
ふっと微笑み返す。

「あの、先日は綺麗なお花ありがとうございました。家に飾ってありますの。」
「いえいえ、気に入っていただけたようで何よりです。」

他愛もない話をして5分たったころ。

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