運命に分かたれ、運命に繋がれた

哀しくとも美しい双子、


白銀 朔(しろがね さく)と

白銀 望(しろがね のぞみ)。



一つであるがゆえに裏表であり、

一つであるがゆえに交わらない。


白銀の裏表の名を冠する

哀しく美しい双子の奏でる

歪んだラプソディー。




「何度生まれ変わっても

俺はお前と共に歩むよ、

何度生まれ変わっても

俺はお前の"影"だ」



「何度生まれ変わっても

わたしはあなたを乞い求める、

何度生まれ変わっても

わたしはあなたの"光"だから」


決して届かない願いと

決して逃げられない運命と

決して許されない"自由"。



双子が全てを動かす決意をしたとき

縛られた世界で二人の奏でる

静かな反逆のラプソディーは

たくさんのものを巻き込んで

やがて終焉の始まりへと非日常を

静かに静かに狂わせてゆく。





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