幼なじみと付き合った場合。
お前か……*伊織side
~伊織side~





あぁ……やばい、



鼻血が出そうだ……。




「伊織ぃ……こっち、来て?」



なまめかしい表情で、彩花が俺を見つめてる。



「彩花…マジで、いい……?」



「うん……あたし、伊織となら……いいよ」



「じゃあ……遠慮なくっ!!」










――パコーン!!



「痛ぇーーーーーーっ!!」



「赤松~~~~~っ!!よだれ流してデレデレしてんじゃねーぞ、コノヤロ!!」



彩花とのラブいシーンを夢見ながら……



どっぷり夢の世界にハマっていた俺は、



ココが現実で…しかも、英語の鬼教師の授業中だということに気がつくまでに、数秒かかった。



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