~君という光~
「お前、俺の名前覚えていてくれたのか…?」

あたしは小さくうなずいた。

「そっかぁー。ありがとな。」

その時の透真の笑顔はとても輝いていた。
久しぶりに誰かを笑顔にすることができた。

この日からあたしは徐々に変わっていった。
< 12 / 173 >

この作品をシェア

pagetop