~君という光~

そばにいないで

誰かの声が聞こえる。

本当にかすかに。

なんて言ってるのかわからない。

だけど、声だけは聞こえる。

誰の声なんだろう。

聞いたことあるような…。
でも、小さすぎてわかんない。

これは夢かな。
それとも現実?

分かることは本当に小さな声が聞こえていることだけ。

だんだん小さくなりゆく声にあたしは耳をひそめる。
やがて、声が聞こえなくなるとともにあたしの意識も薄れていった。
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