～君という光～
学校につき授業を受ける。

やっぱり高校は中学とは違う。
授業内容も難しいし、いろいろ大変だ。

お昼になり、あたしは屋上へ向かった。

今は一人。

「ねぇ、ここいいかな？」

急に声をかけられた。
人の気配を感じなかったからあたしはすごくびっくりした顔して振り返った。

透真じゃなかった。
かわいい女子だ。

「あぁ、別にいいよ。」

「ありがとう。」
その時の彼女の笑顔はとてもかわいく感じた。

誰かにお礼を言われるのも久しぶり。
あたしはずっと謝られていたんだから。
何もしていないのに、話しかけたり何かものを渡すだけで謝られる。

お礼なんて言ってもらえなかった。
だから、すごくうれしかった。
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