~君という光~
最悪の始まり
学校につき、授業を受けるのは毎日のこと。

そして、ランチは透真と鈴音とあたしの3人で食べるのも毎日の習慣になっていた。

だけど、今日は違った。

ーランチタイムー

「きいな、悪いけど今日用事があって。
 だから、一緒にご飯食べれない。
 ごめんね!」

鈴音があたしにそういって走り去っていった。

”そうか。
 鈴音は忙しいから仕方ない。”


そう自分に言い聞かせ、屋上に向かった。

そして、だれもいない屋上で透真を待つ。

ずっとずっと待つ。

だけど、待っても待っても来ない。


なんで?


いつも必ずきてくれてたのに。
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