~君という光~
ランチタイムが終わってもあたしは昼食を取らず、ずっと透真を待っていた。


”なんでこないのだろう。”


その言葉だけがあたしの頭の中でぐるぐる回っている。

そして、悪い想像ばかりしてしまう。


こんなに長い時間一人でいるのは久しぶりだから、不安なのかもしれない。


不安で不安で仕方ないのかもしれない。


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